2023-10-08

意識外の失敗

なかなか進化しないものといえば傘と本とコップですが、Nヶ月ぶりN回目、お茶の入ったコップを倒しました。机の上と椅子の座面を襲う液体。Macをカバンに入れるときに不用意な肘がコップに当たり、テコの原理でいともたやすくコップは倒れるのでした。世の中のコップは、肘が当たらないことを前提にデザインされている。

「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉はすごくよくわかる、同様にちょっとテンションが下がるレベルのドジもだいたい忘れた頃にやってくる気がする。若いころに比べて、そういうドジをしないように気をつけて生きる知恵を身に着けたつもりなんだけどなあ。食器を片付けるときに無理にたくさん持たないようにしたり、ドアを閉めるときに無駄に勢いをつけないようにしたり。あ、あとボードゲームを遊ぶときは、飲み物を机の上に置かない。

忘れたころにやってくるなら、忘れないように定期的にリマインドするのが賢い。防災訓練なんてめんどくさいと思っていたけど、アクシデントが起こることを日常の延長線上にあらかじめ置いておくことは、いざというときに平常心を保つためには有意義ですよね。

言葉で言われたり動画を見るだけではなかなか他人事の感じから抜け出せないから、毎月1日とかに、わざと肘でコップを倒したりする日を設けることを提言します。

ここまで書いて、日常に起こりうるドジを体験できる施設が欲しいなと思いました。天ぷらの鍋を発火させたいし、飛び出してくる何かを車で轢きたい。